「カモメが舞う渚」 三浦半島 海辺の風景

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2008年 03月 22日

ウ ミ ネ コ 保 護

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夕方 5時半過ぎ、仲間のカモメは 皆 居なくなったのに、1羽だけ 浜辺に うずくまったままの ウミネコガいました。

近づいたら 立ち上がりはしたものの 飛べないようです。

よく見ると、嘴と足指に 釣り針が刺さって、糸が絡んでいます。

追っかけっこして、やっとのことで保護しました。



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額と嘴の間の羽毛が 逆立っています。 そこを テグスが通って ぐるぐる巻きになっていて、口を大きく開けられない状態です。
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獣医科医院へ連れて行くことにしましたが、一旦 自宅に持ち帰り、ベランダで スーパーのレジ袋に納めようとしたときのショット。
あわてていたので、カメラを マクロに設定し損ねて 不鮮明ですが、足指に刺さった針と糸が 写っています。
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タクシーで 2駅先の獣医科へ。 医院の看護師さんに持ってもらって、記念撮影?(笑)。
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院長先生に、針と糸を 取り除いていただいた後、海岸に放ちましたが、夕闇迫る浜辺に じっと立ったまま、飛ぼうとしません。
大丈夫でしょうか、ちょっと心配です。
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by y_stork | 2008-03-22 19:53 | Comments(10)
Commented by なんとお礼を言っていいのかなー at 2008-03-22 20:18 x
ストークさんになんとお礼を言ったらいいのかなー。
仲間は先に行ってしまったんで、しばらく考えていたのさー。どうもありがとう。命の恩人だよ。決して忘れないからねー。ウミネコタロー。
Commented by y_stork at 2008-03-22 21:24
ああ、びっくりした! 一瞬 ○○コメントかと思ったよ・・・・。
ウミネコタロー さん、ご丁寧に お礼の言葉を頂いちゃって、恐縮です(笑)。
Commented by はるこ at 2008-03-23 00:22 x
あ~~かわいそうに、でも幸せなウミネコです、y_storkさんと
めぐり合えて。 痛みがとれ、身体の自由がもどりどんなにか
嬉しい事でしょうね。 また天に宝を積みましたね。
お優しいお心感激です。
Commented by cbx400fk2 at 2008-03-23 00:38
ウミネコさん、良かったですね~。スーパーのレジ袋に入ったウミネコは初めて見ました(当たり前ですよね)。浜辺でじっとしたままなのは、やはりショック状態だったのかなとも推測します。とにかく朝になったら元気になっていることを期待します。ウミネコさん、魚くさかったですか?
Commented by mayumis39 at 2008-03-23 01:13
どうしてこんなことになってしまうのでしょうか・・・?
少しだけ釣りをするものにとって、心痛い出来事です。
人間の楽しみと(あるいは身勝手な行動?)、鳥たちの営みと、共存し合い、うまくやりぬくことはできないものなのでしょうか・・・?
・・・難しいですね。
Commented by y_stork at 2008-03-23 09:52
はるこ さん、 おっしゃるとおり ウミネコにとっては、ある意味 幸運だったかも・・・。
このまま衰弱して、浜辺で うずくまった状態が続くと、他の動物の餌食になって
いたかも知れません。
タクシーの運転手さんにも、「ずいぶん優しいんですね」 と言われちゃいました(笑)。
Commented by y_stork at 2008-03-23 09:59
cbx400fk2 さん、 適当なサイズのダンボールが無かったので、レジ袋に入れました(笑)。
浜辺で、捕らえようと追っかけても 走って逃げるだけで 飛ばなかったのは、何日も捕食が出来なくて 体力が消耗していたのかも知れません。そのせいで、魚くささも消えたのでしょう ^^。
Commented by y_stork at 2008-03-23 10:06
mayumis39 さん、 はじめは、どうせ飛んでいってしまうんだから 写真だけでも撮っておこうという気持ちだったのですが、助けられて幸運でした。
鳥に、食物かどうかを見分けることが出来ない以上、私たち人間の側で気を付けなければいけないのは当然ですが、不可抗力のケースもあってむつかしい問題ですね。
Commented by ウラガのカラス at 2008-03-28 21:46 x
いつも海鳥の保護活動ご苦労様です!
単に写真を撮るだけでなく、「皆だいじょうかな」と優しい心で海鳥たちを
ご覧になっているから、危険な目に遭っている鳥に気づかれるんですね。(最敬礼)
Commented by y_stork at 2008-03-29 16:23
ウラガのカラス さん、 
海鳥には いつもブログの題材を提供してもらっているので、
多少なりとも恩返しが出来て よかったかなと思っています。
傷ついた野生の動物の持ち込みに対しては、動物病院も
無償で対処していただけるので感謝しています。


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