浜辺で、2羽のウミネコが 奇妙な姿勢のまま 微妙な動きをしていました。
近づいて見ると、一方のウミネコは 口の中に もう片方は 左足の踵あたりに 釣り針が刺さって、互いに糸で引っ張られていました。
海側へ逃げようとしたので、回り込んで陸側へ追いやり 何とか捕捉できました。
糸で引っ張られているので、針が口に刺さった方のウミネコさんは 痛かったでしょうね。 追いかけまわして ごめんなさい !
でも、このままだと いずれ 命を落としてしまうことになるんだから ここは我慢してくれなくては ・ ・ ・。
捕まえた途端 手首を咬まれ、振り払ったら 今度は 互いに 相手の頭部と翼に咬み付き 放そうとしません。
何を勘違いしているんでしょうかね (笑)。
一旦 自宅に持ち帰り、紙袋に入れて 動物病院に連れて行くことにしましたが、互いのクチバシを咬みあったままです。
2駅先の 隣り町の動物病院へ持ち込みました。 こちらへお邪魔するのは もう 何度目でしょうか。
いつもは ここで 釣り針の除去をしていただくのですが、今回は 咽の奥に針が刺さっているので 技術的にむつかしいということで、
県内の野鳥保護施設へ 転送していただくことになりました。